■肥満の人は、味覚障害!?■ (Dr.ハセさんからの情報です)
肥満は糖分の取りすぎと云うのは常識ですが、今回、甘いものを食べ過ぎると舌の味覚が麻痺し、その結果肥満が起こることが、ラットを用いた実験で明らかになりました。
これは、ペンシルバニア医科大学のAndras Hajnal助教授らが、神経生理学誌Journal of Neurophysiology(2008, Nov. Issue)に報告したものです。
研究ではモデル動物としてラットを用い、痩せ型で健康なラット(LETO種)と、肥満ラット(OLETF種)との味覚反応を比較しました。
ラットがどのような味覚を感じているかを調べるために、脳に電極を差し込み、食塩水、クエン酸、ただの水、および6種類の異なる濃度の砂糖水を与えたのだそうです。
その結果、糖分を与えた時に味覚と脳の中枢を結びつける神経細胞である、橋網様体(PBN)と呼ばれる脳領域が特に変化することがわかりました。
そして、LETOラットとPLETFラットを比較すると、肥満系ラットでは砂糖液を飲んでいる時には約50%神経ニューロンの活性が低下し、肥満ラットは砂糖に対する感受性が低下していることが明らかになりました。
また、肥満ラットではやせラットと同様の神経の活性が起こるには、より高濃度の砂糖水が必要だったということで、やせラットに比べて味覚が麻痺していると言うことです。
そして、味覚が鈍感となったラットは、日ごろから甘みの強い食べ物を好み、肥満傾向が高まり、次いで糖尿病が発生したそうです。
通常、糖分を十分に摂ると脳は「あまり食べ過ぎるなとか高カロリー食を控えよ」という命令を出します。しかし、このような調節がうまく行かないと、糖分を摂りすぎ、やがて肥満を生み出すことになります。
実際、肥満の人について調べた研究でも、体重が増えるにつれて、脳に喜びを与える神経伝達物質である脳のホルモンのドーパミンの分泌量が低下することが報告されています。
即ち、肥満体型の人は甘さに鈍感で、やせた人よりも甘みの強い食事をする傾向があります。肥満防止には味覚を鋭敏にしておくことが重要という訳ですね。
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Tonyの見解
糖分は、脳の働きに必要な栄養分ですが、くれぐれも摂り過ぎにはご注意下さいね。
日本人は世界人種の中でも優れた味覚機能を備えています。肥満大国のアメリカで、スイィーツ系の食べ物を食べると「げっ!なんじゃこのアホみたいな甘さは」なんて思う事がありますよね?
イタリア人の若い女性は、「可愛くてスタイルの多い人が多い」けど「年配の女性になると若い頃の面影は?」なんて事を思う方が多い様に感じます。
美味しいパスタ文化のイタリアですが、我々日本人にとってのパスタはメインの主食になり得ますが、現地ではメイン料理ではなく前菜的?な位置にあります。
イタリア人が好きな「エスプレッソコーヒー」ですが、コーヒー豆に圧力をかけて普通よりも濃く抽出したコーヒーに、なんと現地の人達はティースプーン5~7杯ものシュガーを入れて飲みます。
炭水化物はエネルギー源として必要な栄養素ですが、摂り過ぎた分も体内にしっかりストックされ、消化過程で変化したブドウ糖を脂肪に変換して蓄えます。
「炭水化物抜きダイエット」と言う方法を耳にしますが、確かに効果はありました。(私も以前、晩ご飯んでお米を抜いてのダイエット経験有り)
炭水化物や甘い物が大好きで、量を多く食する欧米人文化で生まれた「摂り過ぎた炭水化物をブロック」するユニークな海外サプリメントもあります。