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オメガ3脂肪酸が心臓疾患のうつ症状を改善

<オメガ3脂肪酸が心臓疾患患者さんのうつ症状を改善>

最近、青魚やナッツ類などに多く含まれるオメガ3脂肪酸が、視力や記憶力の回復に限らず、心臓病、がん、免疫機能など様々な疾病に対しても効果があることが分かってきています。

今回更に、オメガ3脂肪酸が心臓疾患患者さんのうつ症状を改善することが明らかになりましたので、お知らせ致します。

「心臓疾患とうつ病って関係があるの?」と、疑問を持つ方が多いと思いますが、最近「心の風邪とも言われるうつ病患者」の数が非常に多くなっている現状があります。また、同様に心臓疾患の有病率が非常に高い事から、英国などの専門家の間では、心臓疾患とうつの関係には、何か深い関係があるのではないかと考えられています。

しかし、実際にはその詳しい理由などは未だ解明されておらず、綿密な調査が行われているところです。

今回の報告は、カルフォルニア大学サンジェゴ校の研究者らが、神経医学誌Journal of Psychotherapy and Psychosomatics (2009, July Issue )に発表したものです。

この研究では、冠状動脈心疾患の症状を持つ987名の成人について、オメガ3脂肪酸の摂取量と疾患に関する状況を調べました。オメガ3脂肪酸としては、ドコサヘキサエン酸(DHA)及びエイコサペンタエン酸(EPA)について、患者さんの年齢、性別、人種などを区別して調査したそうです。

その結果、オメガ3脂肪酸摂取レベルの低い患者さんでは、うつ症状の発生率は23%だったのに対し、高い人では13%と大きく異なることが分かりました。この結果は、心臓疾患を持つ患者さんでは、オメガ3脂肪酸レベルが低いと「うつ症状になりやすい」とする過去の研究結果を支持するものです。

そして、オメガ3脂肪酸が、心疾患の患者さんのうつ症状の改善に有効であると結論されています。心臓疾患の方達に限らずに、皆さんも青魚やナッツ類など、オメガ3を多く含む食物や、オメガ3含有のサプリメントを摂るようにしましょうね。

情報:Dr.ハセさん