モナコが主導した新たなワシントン条約規制の大西洋と地中海でのクロマグロ国際取引禁止条約が、日本をはじめとする新興国の反対多数で否決されました。
大西洋や地中海で捕獲した天然クロマグロを、生簀で一旦養殖して更に太らせ脂を乗せて消費国に出荷する「蓄養」と言われる方法等や密漁による乱獲が問題になっています。本来は、規制されているクロマグロ漁獲量が曖昧になっている現状があります。
魚貝類大好きで、世界1のマグロ大量消費国の日本に住む私達。私の故郷は九州の小さな漁師町で、今思えばかなり贅沢な話ですが、子供の頃から新鮮な魚が飽きて嫌になる程に毎日食卓に並ぶ環境でした。
九州近海ではあまり獲れ無い?マグロより美味しい魚が一杯あった?環境で育ち、私自身はマグロを身近に食べる習慣はありませんでした。そんな私は、マグロよりも淡白な白身魚の方が好きですが、確かに海で獲れる天然食資源は、乱獲で獲り過ぎると枯渇絶滅が懸念されますよね?
実際に、私の故郷の叔父や従兄弟等の漁師さん達は、年々の漁獲量減少に悩んでいます。もう10年以上前に亡くなった、腕の良い漁師だった祖父ちゃんも「もうオイたちの海は枯れて死んだ」と言っていました。
先日もメディアで大きな話題になりました、日本の調査捕鯨に抗議反対運動をする団体の船長が逮捕された問題がありました。
日本の新たな養殖技術研究で、海で獲れる天然クロマグロだけに頼ら無い、卵から始める養殖方法の確立も進んではいますが、悲しいかな、やっばり天然モノの味には敵いませんよね?
私も、たまには脂がのった美味い天然マグロが食べたいです。
学校給食でも出ていた、クジラの旨煮や刺身が食べたいです。
なんとか、人間が食べたい欲求の為の獲り過ぎと絶滅回避のバランスが取れる方法は無いものでしょうかね?
今回「禁止条例反対のイニシアチブ」をとった日本ですが、今後は、海の貴重な天然食資源の安定確保にイニシアチブをしっかりとって行く事が課題になってきますね。